缶詰はフランスでナポレオン・ボナパルトによる懸賞に応募する形で1804年にニコラ・アペールが発明した瓶詰めをルーツに持つ。1810年にイギリスのピーター・デュランドが、金属製容器に食品を入れる方法を発明し、その後形状、開封方法、内面の保護方法などに工夫を加えて、現在の缶詰となっている。レトルトパックは、缶詰の包装材料にさらに工夫を加え、プラスチックやアルミホイルなどを用いるように改良した製品である。
中国で清代(1644年〜1911年)に作られた「伊府麺」(Yifu noodles)は、一度ゆでてから油で揚げて、常温で数日以上保存できるようにしたもので、1950年代に生まれたインスタントラーメンのルーツとも言える。インスタントラーメンの普及によって、粉末スープを製造する技術が生まれ、さらに、医薬品製造に用いられていた凍結乾燥(フリーズドライ)の技術が、ネギやエビなどの具にも応用され、食品に広く用いられるようになった。


